キックボクシングで膝に違和感を覚え、半月板損傷の疑いと言われました
40代男です。
日中は会社勤務をし、勤務終了後や休日の土日などにキックボクシングのジムに通って練習をしています。
2015年6月頃から、左ひざに違和感を覚え始め、練習中に軽く左足で蹴りを出したときなど、激痛が走り、左足を床につけて立っていることができず、しばらく座り込んだ状態で、痛みが引くのをまつ状態をたびたび経験しました(しかし、ミットの蹴り込みなどの際は、痛みが走ることはありません。
ただ、運動をしっかりしたあとには、左ひざのひざ下がゆるくなっているような、ぬけそうになっているような、違和感を感じます)。
2016年になってからは、日常的にも、歩行中や、布団のなかで寝返りをうつようなときにでも、左ひざに違和感を覚え、ヒヤリと焦る瞬間もあります。
一度、MRIで診断したときには、「半月板損傷の疑いがある。が、手術をするほどではない」と言われました。
そのため、2016年後半から2017年前半にかけ、筋力を強くする目的でウェートトレーニングを月に2.3回程度、トレーナーの指導のもと行いました。
しかし、思うような効果を得られず、現在はランニングや格闘技の練習を控えています。
運動としては、2017年6月から、ヨガをほぼ毎日行っています。
激しい運動は行っていないですが、例えば、椅子から立ち上がるときや歩行中などに痛みが出ることが多いです。
趣味程度で、キックボクシングをできるくらいまで回復したいと思っており、継続的な治療だけでなく、1回だけの注射治療で様子を見たいとも考えています。
診療可能かどうか知りたいです。
- MRIで半月板損傷と診断を受け、手術の適応がないようであれば、半月板が横に断裂している状態だと推測されます。
日常的にヨガをされているようであれば、お体に脂肪が少ない可能性があり、その場合には当院で行っている治療の内、最小限の脂肪採取で済むセルソース培養幹細胞治療、または血液を用いたPRP-FD注射が適応になると考えられます。
尚、海外の論文によると、PRP-FD注射の軟骨再生量を「1」とすると、培養幹細胞治療は、5倍程度というデータがございます。
最終判断には、診察による理学所見、及びMRIでの画像診断が必要ですので、まずはお気軽にご来院下さい。